鬼怒川温泉(きぬがわおんせん)は、栃木県日光市(旧下野国)の鬼怒川上流域にある温泉。かつては箱根や熱海と並んで「東京の奥座敷」と呼ばれ、現在でも多くのの観光客で賑わう観光地。
温泉地では鬼怒川温泉は川治温泉と近隣にあり龍王峡も周辺ですので、あわせて観光にもいけます。
古くは滝温泉という名前で、鬼怒川の西岸にのみ温泉があった。発見は1752年とされる。日光の寺社領であったことから、日光詣帰りの諸大名や僧侶達のみが利用可能な温泉であった。
明治時代になって滝温泉が一般に開放され、明治2年には東岸にも藤原温泉が発見された。その後、上流に水力発電所ができて鬼怒川の水位が下がるとともに、川底から新源泉が次々と発見され、下野電気鉄道(現・東武鬼怒川線)の開通後は次第に温泉として発展していった。
1927年(昭和2年)に、滝温泉と藤原温泉を合わせて鬼怒川温泉と呼ぶようになり、その名称は今日までいたっている。戦後は特急「きぬ」の運行などもあり、東京から観光客が押し寄せて大型温泉地としての発展を見せた。
見頃の時期:10月下旬〜11月中旬
場所:日光市鬼怒川温泉
住所:〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原(地図を確認)
●電車でのアクセス
東武鉄道「鬼怒川温泉駅」下車してすぐ。
鬼怒川温泉の紅葉
鬼怒川温泉の紅葉(鬼怒楯岩大吊橋)